コラム
2026/4/13

2025年、日本の動画広告市場は前年比122.2%の8,855億円に到達し、2026年には1兆円を超える見込みです(サイバーエージェント/デジタルインファクト調べ)。この流れの中で、LP(ランディングページ)に動画を埋め込む企業が急増しています。海外の調査では、動画を設置したLPはテキストのみのLPと比較してCVR(コンバージョン率)が最大86%向上したというデータもあり、「LPに動画を入れるかどうか」はもはや選択肢ではなく前提になりつつあります。
一方で、香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県といった地方エリアでは、「動画をLPに入れたいが、何から始めればいいかわからない」「制作費が高そうで手が出ない」「そもそもどんな動画を作ればいいのか見当がつかない」という声が少なくありません。LPそのものは持っていても、動画を効果的に活用できている企業はまだ一握りです。
この記事では、LP動画の効果と具体的な作り方、最適な構成・尺・配置パターンから、SNS広告との連携方法、外注の進め方、費用相場までを網羅的に解説します。動画を使ったLP改善で、問い合わせや申し込みを増やしたいとお考えの経営者・マーケティング担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。
国内の動画広告市場は、2025年に8,855億円規模に達しました。スマートフォン向けが全体の約8割を占め、縦型動画広告だけでも前年比155.9%の2,049億円に成長しています。2026年には動画広告市場全体が1兆437億円に届く予測で、あらゆる業種において「動画を使わないマーケティング」はもはや選択肢から外れつつあります。
消費者側の行動も大きく変わりました。商品やサービスを検討する際、テキストだけのページよりも動画で説明されたページのほうが理解度が高く、購買意欲も高まるという調査結果が複数報告されています。HubSpotの調査では、89%の企業がすでに動画をマーケティングに活用しており、動画マーケティングを「重要な施策」と位置づけるマーケターは95%にのぼります。
LPに動画を埋め込んだ場合の効果を示すデータは明確です。
指標 | 動画なしLP | 動画ありLP |
|---|---|---|
平均ページ滞在時間 | 基準値 | 約2.6倍に延長 |
CVR(コンバージョン率) | 業界平均5〜10%前後 | 最大86%向上の報告あり |
直帰率 | 60〜90%(構成による) | 動画視聴者は離脱しにくい傾向 |
情報伝達量(1分あたり) | テキスト約300字 | 動画約180万字相当の情報量 |
ページ滞在時間が延びるということは、それだけユーザーがLPの内容を深く読み込んでいるということです。滞在時間の延長は、サービス理解の促進、信頼感の醸成、そしてCVRの向上に直結します。
香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県の企業にとって、LP動画はとりわけ大きなチャンスです。理由はシンプルで、まだ競合がほとんどやっていないからです。
都市部の企業がLP動画を当たり前のように活用している一方で、地方ではLPすら十分に運用できていない企業が多いのが現状です。この差は裏を返せば、今LP動画に取り組めば同業他社との差別化が一気に進むということを意味します。地方の中小企業であっても、LPに質の高い動画を1本埋め込むだけで、訪問者に与える印象は大きく変わります。「この会社はしっかりしている」「サービスの内容がよくわかった」という信頼感が、問い合わせや申し込みにつながっていきます。
LPに埋め込む動画にはいくつかの種類があり、目的や配置場所によって使い分ける必要があります。以下の優先度マトリクスを参考に、自社の状況に合わせて制作順序を決めていきましょう。
動画の種類 | 主な配置場所 | 推奨尺 | CVRへの貢献度 | 制作優先度 |
|---|---|---|---|---|
サービス紹介動画(概要訴求) | ファーストビュー | 15〜30秒 | 非常に高い | 最優先 |
商品・サービスデモ動画 | ボディ中段(機能説明セクション) | 30秒〜1分30秒 | 高い | 優先 |
お客様の声・テスティモニアル動画 | 実績・信頼セクション | 30秒〜1分 | 高い | 優先 |
代表者・スタッフ紹介動画 | CTA付近・会社紹介セクション | 30秒〜1分 | 中〜高 | 推奨 |
背景動画(ブランドイメージ) | ファーストビュー背景 | 10〜20秒(ループ) | 中 | 余裕があれば |
導入事例・ビフォーアフター動画 | 実績セクション | 1分〜2分 | 高い | 推奨 |
FAQ・不安解消動画 | CTA直前 | 30秒〜1分 | 中〜高 | 推奨 |
予算や時間に限りがある場合、最初に作るべきはファーストビューに配置するサービス紹介動画です。LPを訪れたユーザーの多くは、最初の3〜5秒でそのページに留まるかどうかを判断します。ファーストビューに「何を提供しているのか」「自分にとってどんなメリットがあるのか」を端的に伝える動画があると、離脱率が下がり、ページを読み進めてもらえる確率が大幅に上がります。
次に取り組みたいのが、お客様の声(テスティモニアル)動画です。実際の利用者が自分の言葉でサービスの感想を語る映像は、テキストのレビューとは比較にならない説得力を持ちます。表情や声のトーンから伝わる「本物感」が、見込み客の背中を押す決定的な要素になります。
ファーストビュー動画の役割は、「離脱を防ぎ、スクロールを促す」ことに尽きます。商品やサービスのすべてを説明する必要はありません。むしろ、情報を詰め込みすぎると逆効果です。「続きが気になる」「もう少し知りたい」と思わせることが、この動画の最大のミッションです。
ファーストビュー動画は15〜30秒に収めるのが鉄則です。以下に、業種を問わず応用しやすい構成案を示します。
0〜5秒:課題提示(ターゲットが抱える悩みを端的に提示する) 5〜15秒:解決策の提示(自社サービスがその悩みをどう解決するかを見せる) 15〜25秒:実績・信頼要素(数字や受賞歴、導入実績など) 25〜30秒:CTA誘導(「詳しくはこちら」「まずは無料相談」など次のアクションへ)
冒頭5秒が最も重要です。ここでユーザーの注意を引けなければ、残りの映像は見てもらえません。「こんなお悩みありませんか?」という問いかけや、ターゲットが日常的に感じている不満をビジュアルで見せるなど、共感を起点にした入り方が効果的です。
ファーストビュー動画は、多くの場合ミュート状態で自動再生されます。音声がなくても内容が伝わるよう、テロップやテキストオーバーレイを入れることが必須です。また、自動再生の動画はページの読み込み速度に影響を与えるため、動画ファイルの軽量化にも配慮が必要です。Googleの調査では、ページの読み込みが1秒から3秒に遅くなるだけで直帰率が32%増加するとされています。
動画はYouTubeやVimeoなど外部プラットフォームに格納し、埋め込みコードでLPに設置するのが一般的です。直接サーバーに動画ファイルをアップロードする方式は、ページ速度の低下やCore Web Vitalsのスコア悪化を招きやすいため、低容量バージョンを使用するか避けたほうが安全です。
テスティモニアル動画は、LPの中盤から後半、実績や信頼性を訴求するセクションに配置します。推奨尺は30秒〜1分。長すぎると視聴完了率が下がるため、1人あたりの発言は簡潔にまとめます。
0〜10秒:自己紹介と利用前の課題(「以前は○○に困っていました」)
10〜30秒:サービス利用後の変化(「導入してから○○が改善しました」)
30〜50秒:具体的なエピソードや数字(「問い合わせが月○件増えた」「作業時間が半分になった」など)
50秒〜1分:他者への推薦(「同じ悩みを持つ方にはおすすめです」)
テスティモニアル動画で最も大切なのは「台本を読ませない」ことです。事前に質問項目を共有しておき、インタビュー形式で自然な言葉を引き出す撮影方法がおすすめです。整った言葉よりも、多少たどたどしくても本人の言葉で語られた内容のほうが、視聴者の信頼を得られます。
複数の顧客のテスティモニアルを1本にまとめる場合は、異なる業種や立場の方を選ぶと、LPを訪れるさまざまなペルソナに対応できます。
デモ動画はLPのボディ中段、サービスの特徴や機能を説明するセクションに配置します。推奨尺は30秒〜1分30秒。サービスの利用手順や操作画面、施術の流れ、施工の工程など、テキストや写真では伝わりにくいプロセスを可視化するのが目的です。
0〜10秒:動画の目的を明示(「○○の使い方を30秒でご紹介します」)
10秒〜1分:実際の利用シーンを見せる(画面キャプチャ、現場映像など)
1分〜1分30秒:まとめと次のアクション誘導
デモ動画では「百聞は一見にしかず」の原則が強く働きます。とくに、形のないサービス(コンサルティング、SaaS、スクール、リフォームなど)は、動画で具体的なイメージを持たせることで「よくわからないから問い合わせしにくい」という心理的ハードルを大幅に下げることができます。
見落としがちですが、CTA(問い合わせボタンや申し込みフォーム)の直前に短い動画を配置するのも効果的です。CTAの直前は、ユーザーが「本当に申し込んで大丈夫だろうか」と最も迷うポイントです。ここに代表者が直接語りかける30秒程度の動画を置くことで、「この人なら信頼できそうだ」という最後のひと押しになります。
Instagram Reelsは、フォロワー以外にもリーチできる発見型のプラットフォームです。LP単体では「広告を見てクリックした人」しか訪問しませんが、Reelsで認知を広げることで、LP訪問前にサービスへの興味や信頼感を醸成しておくことができます。
また、Reelsで投稿した動画をそのままInstagram広告(リール広告)として配信し、LPに誘導する導線を設計することも可能です。オーガニック投稿で反応がよかった動画を広告に転用すれば、広告のクリエイティブテストのコストと時間を大幅に削減できます。
LP集客を目的としたReelsでは、LPの内容を「予告編」のように切り出す構成が有効です。
冒頭1〜2秒:スクロールを止めるフック(意外な事実、共感できる悩み、ビフォーアフターの冒頭)
3〜10秒:サービスの価値を端的に伝える
10〜15秒:「詳しくはプロフィールのリンクから」とLP誘導
Reelsの尺は15〜30秒が最もパフォーマンスが高い傾向にあります。情報を出しすぎず、「もっと知りたい」と思わせてLPに送客するのがポイントです。LPに到着したユーザーは、すでにReelsで一定の情報を得ているため、CVRが高くなりやすいという好循環が生まれます。
TikTokは、アルゴリズムによる「おすすめ配信」の力が圧倒的に強いプラットフォームです。フォロワーがゼロの状態からでも、コンテンツの質が高ければ数万〜数十万回の再生を獲得できる可能性があります。これはフォロワー数に依存しやすいInstagramやYouTubeにはない大きな特徴です。
LP集客との相性も良好です。TikTok広告はLP直接誘導が可能で、動画視聴からLP遷移までのユーザー導線がシームレスに設計されています。また、TikTokのオーガニック投稿で反応のよかった動画をSpark Ads(第三者配信広告)として広告配信に転用する手法も普及しており、広告感のない自然なクリエイティブでLPへの誘導が実現できます。
TikTokでLP誘導を狙う場合、以下の構成が効果を出しやすい傾向があります。
冒頭1秒:視覚的インパクト(テキストの大文字表示、意外なシーン、疑問形の問いかけ)
2〜10秒:「知らないと損する」系の情報提供、または課題の可視化
10〜20秒:解決策としての自社サービスの提示
20〜30秒:CTA(「プロフィールのリンクから詳細をチェック」)
TikTokでは「広告っぽい動画」が嫌われる傾向が強いため、「教える」「見せる」トーンが重要です。サービスの売り込みではなく、ユーザーにとって有益な情報を先に提供し、その延長線上に自社LPがある、という設計を心がけましょう。
TikTokやReelsで制作した縦型動画は、そのままLPに埋め込んで活用することもできます。とくにスマートフォンからのLP訪問が多い場合、横型の動画よりも縦型動画のほうが画面占有率が高く、没入感のある視聴体験を提供できます。1本の動画をSNS投稿、SNS広告、LP埋め込みの3つの用途で活用すれば、動画の制作コストあたりの効果を最大化できます。
YouTubeは動画プラットフォームであると同時に、Googleに次ぐ世界第2位の検索エンジンです。ユーザーが「○○ 方法」「○○ 比較」「○○ おすすめ」と検索したときに自社の動画が表示されれば、まさに「今まさにその情報を求めている見込み客」にリーチできます。
YouTube動画からLPへの誘導は、動画の概要欄にLPのURLを設置する方法が基本です。加えて、動画内で「詳しくは概要欄のリンクをご覧ください」と口頭で伝えることで、クリック率が大きく向上します。
YouTube動画の場合は、TikTokやReelsとは異なり、ある程度の尺(3〜10分)を取って詳しく解説することが可能です。
0〜30秒:動画のテーマと結論(「この動画では○○について解説します。結論から言うと○○です」)
30秒〜2分:課題・背景の解説
2〜6分:解決策・ノウハウの提供
6〜8分:自社サービスの紹介(あくまで解決策の一つとして自然に提示)
8〜10分:まとめとCTA(「詳細はLPをご覧ください」)
YouTube動画で重要なのは、視聴者が動画だけで一定の価値を得られるようにすることです。「動画を見て勉強になった」と感じたユーザーは、その企業への信頼感が高まった状態でLPに遷移するため、CVRが格段に高くなります。
YouTube動画はLPへの埋め込みにも最適です。YouTubeの埋め込みコードを使用すれば、動画ファイルをサーバーにアップロードする必要がないため、ページの読み込み速度への影響を最小限に抑えられます。また、YouTube上での再生回数も蓄積されるため、SEO面でのメリットもあります。
ただし、YouTube埋め込みの場合、再生終了後に関連動画が表示されてしまい、ユーザーがLPから離脱するリスクがあります。埋め込みコードのパラメータに「rel=0」を指定することで、自社チャンネルの動画のみを関連動画として表示させることができます。LP用に動画を埋め込む際は、この設定を忘れずに行いましょう。
InstagramやTikTok、YouTubeがLP訪問前の集客装置であるのに対し、LINE公式アカウントはLP訪問後の再接点をつくるツールです。LPを訪れたものの、その場では問い合わせに至らなかったユーザーに対して、LINEで継続的にコンテンツを届けることで、後日のコンバージョンにつなげることができます。
具体的には、LPのCTA付近に「LINE友だち追加で○○プレゼント」といった導線を設置し、すぐに問い合わせるほどではないが興味はある、という「準顕在層」をLINEに取り込みます。その後、動画コンテンツをリッチメッセージで配信し、サービスへの理解と信頼を段階的に深めていくのが効果的な流れです。
LINEで配信する動画は、1分以内の短尺が基本です。リッチメッセージやリッチビデオメッセージの機能を使って、タップすると動画が再生される仕組みにします。配信頻度は月2〜4回程度が適切で、頻度が高すぎるとブロックにつながります。
配信動画の内容としては、お客様の声、サービスのワンポイント解説、期間限定キャンペーンの案内などが効果的です。とくにテスティモニアル動画をLINEで配信すると、LP訪問時に「顔の見える信頼感」が追加され、再訪問時のCVRが高まります。
「動画制作を内製化してコストを抑えたい」と考える経営者は多いですが、実際にやってみると、ほとんどの企業が途中で挫折します。理由は明確で、動画制作には「企画」「撮影」「編集」「最適化」「分析」という複数の専門工程があり、本業を持ちながらこれらを継続的にこなすのは、時間的にも技術的にも無理があるからです。
とくに、LP動画には一定以上の品質が求められます。自社のLPは企業の「顔」であり、そこに掲載される動画のクオリティはそのまま企業への信頼感に直結します。スマートフォンで撮った映像をそのまま載せるだけでは、逆にブランドイメージを損なうリスクすらあります。
プロの映像制作会社に依頼する場合、1日の撮影で複数種類の動画素材をまとめて撮影する「まとめ撮り」が最も効率的です。たとえば、以下のような組み合わせを1回の撮影日で収録できます。
ファーストビュー用サービス紹介動画(15〜30秒)×1本
お客様の声・テスティモニアル動画(30秒〜1分)×2〜3本
代表者メッセージ動画(30秒〜1分)×1本
SNS用ショート動画の素材(複数パターン)
背景動画・イメージ映像の素材
これだけの素材を1日で撮影し、編集は制作会社に任せる。この「まとめ撮り+丸ごと外注」の方式であれば、発注側の拘束時間は撮影日の1日~2日程度で済みます。
あとは制作会社が編集・納品するのを待つだけです。
LP動画の制作を外注する場合の費用相場は以下のとおりです。
制作内容 | 費用の目安 |
|---|---|
ショート動画編集(素材支給の場合) | 3万〜5万円 / 本 |
長尺動画編集(素材支給の場合) | 5万〜10万円 / 本 |
LP用サービス紹介PV(60〜90秒、企画〜編集込み) | 30万〜80万円 |
撮影+編集セット(テスティモニアル動画等) | 10万〜50万円 / 本 |
月額運用(企画・撮影・編集・投稿・分析、月8〜12本) | 15万〜80万円 / 月 |
価格に幅があるのは、動画の尺、演出の複雑さ、出演者の有無、アニメーションの使用などによって工数が変わるためです。重要なのは、単に「安い制作会社」を選ぶのではなく、「LP動画としての成果を出せる制作会社」を選ぶことです。
LP動画の制作会社を選定する際は、以下の観点で比較することをおすすめします。
第一に、LP動画やWeb広告の文脈を理解しているかどうかです。「きれいな映像」を作る能力と、「CVRを上げる動画」を設計する能力は異なります。マーケティングの知見を持った制作会社を選びましょう。第二に、企画から編集、さらにはSNS運用までワンストップで対応できるかどうかです。LP動画、SNS動画、広告動画を別々の会社に発注すると、トーンやメッセージにばらつきが出やすく、コミュニケーションコストも増大します。第三に、地域の事情を理解しているかどうかです。香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県のような地方エリアでは、東京の制作会社に発注すると移動コストが乗り、打ち合わせもオンライン中心になりがちです。地元に拠点を持つ制作会社であれば、現場の空気感やローカルならではのニュアンスも汲み取った映像制作が可能です。LP動画の制作費は、広告費のように「使ったら消える」ものではありません。一度制作した動画は、LP上で繰り返しユーザーに視聴され、長期間にわたってCVRの改善に貢献し続けます。
たとえば、LP動画の導入によってCVRが1%から1.5%に改善したとしましょう。月間LP訪問者が1,000人、1件あたりの売上が10万円の場合、月間コンバージョンは10件から15件に増え、月間売上は100万円から150万円に増加します。年間では600万円の売上増です。30万〜80万円の動画制作費は、この売上増に対して十分にリターンのある投資と言えます。
実在する個別の企業事例は掲載しませんが、LP動画で成果を出している企業や店舗に共通するポイントをまとめます。これらは業種を問わず、香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県のあらゆる企業に当てはまる普遍的な原則です。
LP動画でCVRを高めている企業に共通する最大の特徴は、「動画で売り込んでいない」ことです。サービスの特徴を一方的にアピールするのではなく、ユーザーの課題に寄り添い、解決策を提示し、判断材料を提供する。この「教える・見せる姿勢」が信頼を生み、結果として問い合わせにつながっています。
LPに埋め込む動画であっても、「今すぐ申し込んでください」と押し付けるトーンは逆効果です。「こういう課題を持っている方のお役に立てます」「実際の利用イメージはこのような形です」と、あくまで情報提供としての動画を心がけましょう。
地方の中小企業にとって、動画で最も訴求力があるのは「人」の存在です。代表者の想い、スタッフの人柄、お客様の笑顔。これらは大企業の洗練された映像では表現しにくい、地域密着型ビジネスならではの強みです。
LPに代表者やスタッフが登場する動画を埋め込むことで、「この会社にはこういう人がいるんだ」という安心感が生まれます。とくに初めて問い合わせをする際の心理的ハードルを下げる効果は絶大です。顔が見える相手には、人は安心して連絡を取ることができます。
LP動画は「一度作って終わり」ではありません。成果を出している企業は、アクセス解析やヒートマップのデータをもとに、動画の差し替えやA/Bテストを定期的に実施しています。
たとえば、ファーストビュー動画のCTA文言を変えてテストする、テスティモニアル動画を季節ごとに入れ替える、反応の悪い動画を別の構成に作り直すなど、小さな改善を積み重ねることで、CVRは着実に向上していきます。
動画活用を一過性のプロジェクトではなく、継続的なマーケティング施策として定着させるには、外部の映像制作会社との協力体制を構築し、動画の企画・制作・検証のサイクルを仕組み化することが不可欠です。
月に1回の撮影日を設定し、その月に必要なLP動画やSNS動画をまとめて撮影する。制作会社が編集・納品し、公開後の数値を一緒に確認して翌月の改善につなげる。このPDCAサイクルを回し続けることが、LP動画で長期的に成果を出す企業の共通パターンです。
ここからは、LP動画の活用を始めるための具体的なステップを、4週間のアクションプランとして提示します。
まずは現在のLPの状態を確認します。Google Analyticsやヒートマップツールを使い、LPの訪問者数、直帰率、CVR、平均滞在時間を把握しましょう。そのうえで、「CVRを何%改善したいか」「月間の問い合わせ件数を何件にしたいか」という具体的な数値目標を設定します。
あわせて、LP内のどのセクションに動画を配置するかを決定します。まずはファーストビューに1本、テスティモニアルセクションに1本の計2本を目標にするのが現実的です。
映像制作会社に相談し、動画の目的、ターゲット、構成、尺、撮影内容を打ち合わせます。この段階で、LP動画だけでなく、SNS用のショート動画も同時に制作できないかを相談しておくと、素材の使い回しができて効率的です。
制作会社からの構成案や見積もりをもとに、制作内容を確定させます。撮影に必要な準備(出演者の手配、ロケ場所の確保、衣装・セットの用意など)もこの週のうちに進めておきましょう。
撮影日は半日〜1日で設定し、LP動画、テスティモニアル動画、SNS素材をまとめて収録します。撮影後は制作会社による編集作業に入ります。初稿の確認、修正指示、最終納品までのスケジュールを事前に握っておくと、スムーズに進行します。
納品された動画をLPに埋め込み、公開します。同時に、Google Analyticsでの計測設定を確認し、動画設置前と設置後のCVR、滞在時間、直帰率を比較できるようにしておきます。可能であれば、動画あり・なしのA/Bテストを実施するのが理想的です。
LP動画を導入してから3ヶ月後に達成を目指したいKPIの目安は以下のとおりです。
KPI項目 | 目安 |
|---|---|
LP平均滞在時間 | 導入前比1.5〜2.5倍 |
CVR(コンバージョン率) | 導入前比1.2〜1.8倍 |
直帰率 | 導入前比5〜15%改善 |
月間問い合わせ件数 | 導入前比1.3〜2倍 |
動画再生率(ファーストビュー動画) | 30〜50% |
これらの数値はあくまで目安です。業種、LPの構成、流入元の質、動画の内容によって変動しますが、「動画を入れたのにまったく変化がない」ということはほぼありません。少なくとも滞在時間の延長は高い確率で実現でき、それがCVR改善の起点になります。
LP(ランディングページ)に動画を埋め込むことは、CVR改善の最も効果的な手法の一つです。動画を設置したLPはCVRが最大86%向上するというデータがあり、ページ滞在時間は約2.6倍に延長される傾向にあります。
LP動画の種類としては、ファーストビューに配置するサービス紹介動画を最優先で制作し、次にテスティモニアル動画、デモ動画と段階的に拡充していくのが合理的です。尺はファーストビューで15〜30秒、ボディ部分で30秒〜1分30秒、CTA付近で30秒程度が目安となります。
LP動画は単体で機能するものではなく、Instagram Reels、TikTok、YouTube、LINEなどのSNSプラットフォームと連携させることで、集客からコンバージョンまでの一貫した導線が構築できます。1本の動画素材をLP、SNS投稿、SNS広告に横展開すれば、制作コストあたりの効果は最大化されます。
動画制作は「まとめ撮り+プロへの丸ごと外注」が最も現実的で、継続しやすい方法です。1日の撮影で複数本の動画素材を収録し、編集・最適化はプロに任せる。そのサイクルを月1回・四半期に1回のペースで回していくことで、LP動画の品質と成果は着実に向上していきます。
香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県の企業にとって、LP動画はまだ競合が少ない今こそ取り組むべき施策です。「何から始めればいいかわからない」という方は、まずは映像制作のプロに相談することから始めてみてください。
「LPを作ったのに問い合わせが増えない」
「動画を入れたいけど、どんな内容にすればいいのかわからない」
「撮影や編集を頼みたいが、地元に相談できる制作会社が見つからない」
「SNSも一緒に運用したいが、社内にリソースがない」
このようなお悩みをお持ちでしたら、香川県を拠点とする映像制作会社、株式会社Nokoにご相談ください。
株式会社Nokoは、LP動画の企画・撮影・編集からSNS運用までワンストップで対応しています。広告動画・TVCM制作、YouTubeアニメ制作、フルアニメーション、テレビ番組のポストプロダクションなど、幅広い映像制作の実績があり、TikTokでは100万フォロワーアカウントの運用実績も持っています。
対応エリアは香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県。四国全域と岡山県の企業様に、地元ならではの距離感とスピード感で対応いたします。
LP動画で自社の集客を変えたいとお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
→動画制作・SNS運用 完全ガイドを見てみる
お知らせ一覧