コラム
2026/4/14

国内のソーシャルメディアマーケティング市場は2024年時点で1兆2,038億円に達し、2029年には2兆1,313億円へ拡大する見通しです(サイバー・バズ調査)。なかでも急成長を続けるのが、Instagram ReelsやTikTokを中心としたショート動画領域です。TikTokの国内月間アクティブユーザーは4,200万人を突破し、Instagramも6,600万人規模に到達しています。コムニコが2025年に実施した調査では、ショート動画を視聴した4割のユーザーが「購買に向けた行動をとった」と回答しており、もはやショート動画は暇つぶしの娯楽ではなく、売上に直結する集客チャネルへと変わりました。
一方で、地方の中小企業や店舗にとっての課題は「誰が企画し、誰が撮影・編集し、誰が分析するのか」という運用体制にあります。香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県の企業では、SNS担当を専任で置く余裕がなく、片手間の運用で更新が止まってしまうケースが少なくありません。
この記事では、Instagram ReelsやTikTokの企業アカウント運用を外部のプロに任せるメリット、費用の相場感、そして四国・岡山エリアで制作会社を選ぶときのポイントを、動画初心者の経営者や担当者の方にもわかりやすく解説します。
従来、消費者が商品やサービスを探すときの起点はGoogleやYahoo!の検索でした。しかし近年、特にZ世代からミレニアル世代にかけて、InstagramやTikTokのショート動画で情報収集を行う層が急増しています。PLAN-Bが2025年に公表した調査では、縦型動画広告を出稿している企業の58.7%が「他のWeb広告と比較して効果が高い」と回答しています。
消費者が「動画を見て興味を持ち、検索して確認し、来店・購入する」という行動パターンが当たり前になりつつある以上、動画を出していない企業は選択肢にすら入らなくなるリスクがあります。
Instagram ReelsやTikTokのアルゴリズムは、フォロワー数の多いアカウントだけを優遇する仕組みではありません。投稿内容の質やエンゲージメント率によって、フォロワーが少ないアカウントの動画でも広くリーチされる可能性があります。
これは、香川県や岡山県、愛媛県、徳島県、高知県といった地方エリアの企業にとって追い風です。大手企業と同じ土俵で勝負でき、地域の独自性を打ち出したコンテンツが全国に届く機会があるからです。地元ならではの風景、食材、職人技、人柄といった要素は、都市部の企業には真似できない強力な差別化ポイントになります。
SNSアカウントの運用支援市場は2025年に436億円規模に達するとの予測があり(サイバー・バズ/デジタルインファクト調査)、多くの企業が「自社だけでは回せない」と判断してプロへの外注を進めています。四国・岡山エリアでも、SNS運用代行の需要は年々高まっており、動画を使った集客に本格的に取り組む企業が増えています。
Instagram ReelsやTikTokで発信する動画にはさまざまな種類がありますが、すべてを一度に始める必要はありません。自社の業種や目的に合わせて、優先度の高いものから取り組むのが現実的です。
動画の種類 | 目的 | 優先度(まず取り組むべき順) | 向いている業種の例 |
|---|---|---|---|
サービス紹介・商品紹介 | 認知拡大・興味喚起 | 最優先 | 全業種共通 |
スタッフ紹介・社内の日常 | 信頼構築・親近感 | 高 | 飲食、美容、医療、介護、建設、製造 |
ビフォーアフター | 成果の可視化 | 高 | 美容、建設、リフォーム、清掃 |
お客様の声・体験レポート | 信頼性向上・購入後押し | 中〜高 | 全業種共通 |
ノウハウ・豆知識 | 専門性のアピール・保存促進 | 中 | 士業、医療、不動産、教育 |
舞台裏・製造工程 | ブランディング・ファン化 | 中 | 製造、飲食、農業、伝統工芸 |
トレンド・季節ネタ | リーチ拡大・バズ狙い | 低〜中 | 飲食、小売、観光 |
採用向け・働く環境紹介 | 求人応募の促進 | 状況に応じて | 全業種共通 |
最初に取り組むべきは「自社が何をしているのか」をわかりやすく伝えるサービス紹介・商品紹介の動画です。ここが整っていないと、他の動画を投稿しても「で、何の会社なの?」とユーザーに伝わりません。
次に優先度が高いのは「人を見せる」動画です。スタッフ紹介や日常風景は、企業の雰囲気や信頼感を伝える効果が大きく、特に地方企業では「この人たちに頼みたい」という感情的な後押しにつながります。
その後、業種に応じてビフォーアフターやノウハウ系の動画を組み合わせていくと、アカウント全体のバランスが整い、フォロワーが定着しやすくなります。
サービス紹介や商品紹介のショート動画は、以下のような流れで構成するのが基本です。
冒頭(0〜3秒):視聴者の手を止めるフック(問いかけ、意外な事実、インパクトのある映像)
中盤(3〜20秒):サービス・商品の魅力を具体的に見せる(使用シーン、効果、こだわりポイント)
終盤(20〜30秒):次のアクションを促す(プロフィールへの誘導、保存の促し、来店案内)
冒頭の3秒で視聴者の興味を引けるかどうかが、動画全体のパフォーマンスを左右します。「香川県で○○をお探しの方へ」のように地域名を入れた呼びかけや、「実はこれ、○○なんです」といった意外性のある導入が効果的です。
サービス紹介動画では「売り込み感」を出しすぎないことが重要です。SNSのユーザーは広告的な投稿を本能的にスキップする傾向がありますが、コムニコの調査では「広告とわかっていても内容が面白ければ最後まで見る」と約3割が回答しています。つまり、見せ方次第で広告的な内容でも受け入れられるのです。
ポイントは、商品やサービスの「スペック」ではなく「体験」を伝えること。たとえば飲食店であれば、料理の写真を並べるよりも、調理中の音や湯気、お客様が一口食べたときの表情を映すほうが、視聴者の感情を動かせます。
医療機関や士業など、法規制がある業種では、景品表示法や各業法の広告規制に十分注意が必要です。「必ず治る」「絶対に儲かる」といった断定的な表現はもちろんNG。動画内のテロップやナレーションにも同じルールが適用されるため、制作段階でのチェック体制が欠かせません。プロの制作会社に依頼する際は、こうした法的なリスク管理まで含めて対応してもらえるかどうかを確認しましょう。
SNSのアルゴリズムは、エンゲージメント率の高い投稿を優先的に表示する仕組みです。そして、企業アカウントで最もエンゲージメントが高まりやすいのが「人が登場する動画」です。
特に地方ビジネスの場合、「どんな人がサービスを提供してくれるのか」は、来店や問い合わせの心理的ハードルを大きく下げます。経営者の想い、スタッフの人柄、チームの雰囲気が伝わる動画は、価格比較だけでは測れない「この会社に頼みたい」という指名の動機を生みます。
冒頭(0〜3秒):スタッフの名前・役割をテロップで表示しつつ、自然な笑顔や仕事中のカットを映す
中盤(3〜20秒):「仕事でこだわっていること」「お客様に喜ばれたエピソード」を本人の言葉で語る
終盤(20〜30秒):「ぜひ気軽にお声がけください」等、親しみやすい一言で締める
台本を読み上げるような硬い演出は避け、インタビュー形式で自然に話してもらうのがコツです。撮影のプロがいれば、話し手がリラックスできる雰囲気を作りながら、表情やしぐさの自然な瞬間を切り取れます。
建設、リフォーム、美容、清掃などの業種では、ビフォーアフター動画が非常に高い効果を発揮します。「変化」は視覚的にインパクトが大きく、保存やシェアされやすいコンテンツです。
冒頭(0〜2秒):ビフォーの状態をテロップ付きで表示
中盤(2〜10秒):施工・施術のハイライトをダイジェストで見せる
終盤(10〜15秒):アフターの状態をじっくり映し、成果を視覚的に伝える
注意点として、お客様のプライバシーへの配慮は必須です。撮影許可や肖像権の確認を事前に行い、個人が特定できる情報の取り扱いには十分な注意を払いましょう。
Instagramの国内月間アクティブユーザーは約6,600万人で、20代から40代を中心に幅広い層が利用しています。Reelsはフィード投稿やストーリーズと比べてリーチが広がりやすく、フォロワー外のユーザーにも発見タブやリールタブ経由で表示されるのが特徴です。
企業アカウントにとってReelsが重要な理由は、単なる動画の再生回数だけでなく「保存」や「シェア」といったアクションを獲得しやすい点にあります。保存数が多い投稿はアルゴリズムの評価が高まり、さらに多くのユーザーに届くという好循環が生まれます。
Instagram Reelsで成果を出すために意識したいのは、以下の三つの設計要素です。
一つ目は「カバー画像の統一感」です。Instagramはプロフィール画面の見た目が重視されるプラットフォームです。リールのカバー画像にもブランドカラーやフォントを統一して適用することで、アカウント全体の信頼感が高まります。
二つ目は「キャプションの活用」です。Reelsでは動画本体だけでなく、キャプション(文章)にも情報を盛り込めます。「香川県高松市の○○」「岡山で○○をお探しの方」といったキーワードをキャプションに含めることで、Instagram内検索での発見性が向上します。
三つ目は「投稿頻度と時間帯」です。企業アカウントの場合、週3〜5本の投稿頻度が一つの目安です。投稿時間は平日の昼12時台や、夜の20時〜22時台がエンゲージメントを得やすいとされています。ただし、自社のフォロワーのアクティブな時間帯はインサイト(分析機能)で確認し、最適な時間を見つけていくことが大切です。
Reelsで獲得した新規ユーザーを「フォロー」や「問い合わせ」につなげるためには、ストーリーズやハイライトの整備が欠かせません。
プロフィールのハイライトには
「サービス案内」
「お客様の声」
「アクセス・営業時間」
「よくある質問」
などのカテゴリを設け、Reelsで興味を持ったユーザーが知りたい情報にすぐたどり着ける動線を作ります。ストーリーズでは、新しいReelsの投稿告知や、日常のリアルな様子を発信して、フォロワーとの距離を縮めていきましょう。
TikTokの国内月間アクティブユーザーは4,200万人を超え、日本のおよそ3人に1人が利用するプラットフォームに成長しています。かつては10代・20代中心のイメージが強かったTikTokですが、近年は30代・40代以上のユーザーも増加しており、ビジネスパーソンや子育て世代の利用も拡大しています。
TikTokの最大の特徴は「レコメンド(おすすめ)」の仕組みです。フォロワー数に関係なく、動画の内容に興味を持ちそうなユーザーへ自動的に配信されるため、アカウント開設直後でも数万再生を獲得できる可能性があります。これは、知名度がまだ低い地方の中小企業にとって大きなメリットです。
TikTokでは「完璧に作り込まれた映像」よりも「テンポが良く、共感や発見のある動画」が伸びやすい傾向があります。ただし、これは「画質やクオリティが低くてよい」という意味ではありません。視聴者の目が肥えている現在、見やすい映像・聞き取りやすい音声・読みやすいテロップは最低限の品質として求められます。
企業アカウントで意識すべきは「シリーズ化」の発想です。一本の動画でバズを狙うのではなく、テーマやフォーマットを統一した動画を継続的に投稿し、「このアカウントを見れば○○の情報が得られる」というポジションを確立することが、長期的なフォロワー獲得と集客につながります。
TikTokではトレンドの音源やフォーマットを活用した投稿が発見されやすくなります。ただし、企業アカウントがトレンドに乗る際は、自社の業種やブランドイメージとの整合性を必ず確認しましょう。トレンドに無理に乗った結果、ブランドの世界観と合わない投稿になってしまっては逆効果です。
また、2025年にはTikTok Shopが日本でも公開され、動画から直接商品を購入できるEC機能が実装されました。物販を行う企業にとっては、TikTok上で認知から購入までを完結できる新しい販路として注目されています。
Instagram ReelsやTikTokが「認知の入口」として機能するのに対し、YouTubeは「深い理解・信頼構築」のプラットフォームとして位置づけることができます。
ショート動画で興味を持ったユーザーが、より詳しい情報を求めてYouTubeの長尺動画にたどり着く導線を設計しておくと、検討度の高い見込み客を効率よく集められます。たとえば、TikTokで施工事例のダイジェストを見せ、YouTubeで施工の全工程や施主インタビューの詳細版を公開するといった組み合わせが効果的です。
YouTubeはGoogle検索との連携も強く、「香川県 ○○(業種名)」で検索した際にYouTube動画が上位表示されるケースも増えています。SEOの観点からも、YouTube動画を持っておくことは地方企業のWeb集客力を底上げします。
四国・岡山エリアのビジネスでは、LINE公式アカウントとの連携も有効です。InstagramやTikTokは「新規ユーザーとの接点づくり」に強い一方、LINEは「既存顧客との関係維持・リピート促進」に適しています。
SNSの動画で新規の認知を獲得し、LINE公式アカウントに友だち登録してもらい、定期的なメッセージ配信でリピートや紹介を促すという流れを構築すれば、SNS運用の成果をより確実に売上へつなげることができます。
複数のSNSを運用する場合、それぞれに完全にオリジナルのコンテンツを作ろうとすると工数が膨大になります。現実的なアプローチは、一度の撮影で複数プラットフォーム向けの素材をまとめて撮り、各媒体の特性に合わせて編集を変えるという方法です。
たとえば、ある一日の撮影で「15秒のTikTok用」「30秒のReels用」「3分のYouTube用」の素材を同時に押さえておけば、一本分の撮影コストで三つのプラットフォームにコンテンツを展開できます。こうした効率的な運用設計は、映像制作のプロと組むことで初めて実現できる部分です。
Instagram ReelsやTikTokの運用を社内だけで完結させようとすると、多くの企業が壁にぶつかります。「最初の1〜2ヶ月は頑張れたが、日常業務が忙しくなって更新が止まった」「撮影はできるが編集まで手が回らない」「そもそも何を投稿すればいいかわからなくなった」。こうした声は業種を問わず共通しています。
SNS運用で成果を出すためには「継続」が不可欠ですが、継続のためには仕組みが必要です。企画・撮影・編集・投稿・分析という一連の工程を、プロの制作会社に丸ごと任せるか、撮影と編集はプロに任せて社内では企画の方向性だけ確認するハイブリッド型にするのが、最も現実的で継続しやすい方法です。
プロに依頼する場合、月に1〜2回の撮影日を設定し、その日に1ヶ月分のコンテンツをまとめて撮影するのが効率的です。一般的な流れは以下のとおりです。
事前打ち合わせ(月1回):当月の投稿テーマ・構成案を制作会社が提案し、企業側が確認・承認
撮影日(月1〜2回、各2〜4時間):制作会社のスタッフが訪問し、8〜12本分のショート動画素材をまとめて撮影
編集・テロップ入れ(撮影後3〜5営業日):制作会社が編集し、確認用の動画を提出
修正・確認(1〜2営業日):企業側が内容を確認し、必要に応じて修正を依頼
投稿・運用:制作会社がスケジュールに沿って投稿し、エンゲージメントを分析
月次レポート:前月の成果を数値で振り返り、翌月の改善策を共有
この仕組みであれば、企業側が撮影に関わる時間は月あたり数時間程度で済みます。日常業務への影響を最小限に抑えながら、継続的に質の高いコンテンツを発信し続けることが可能です。
Instagram Reels・TikTokの運用を外部に依頼する場合の費用相場は、依頼する範囲によって異なります。
依頼内容 | 費用の目安 |
|---|---|
ショート動画の編集のみ(素材支給) | 3万〜5万円 / 本 |
長尺YouTube動画の編集のみ(素材支給) | 5万〜10万円 / 本 |
撮影+編集のセット | 10万〜50万円 / 本 |
ブランドPV・サービス紹介動画(60〜90秒、企画〜編集込み) | 30万〜80万円 |
月額運用(企画・撮影・編集・投稿・分析、月8〜12本) | 15万〜80万円 / 月 |
月額運用の場合、含まれるサービスの範囲(投稿本数、撮影回数、分析レポートの有無、広告運用の有無など)によって費用が大きく変わります。安さだけで選ぶと「動画は納品されるが成果につながらない」というケースもあるため、費用の内訳と成果の考え方を事前にしっかり確認することが大切です。
香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県で動画制作会社やSNS運用代行会社を選ぶ際には、以下の観点で比較するとよいでしょう。
一つ目は「対面でのコミュニケーションが可能かどうか」です。地方ビジネスの場合、現場の空気感や経営者の想いを理解してもらうには、実際に会って打ち合わせができる距離感が重要です。オンラインだけのやり取りでは伝わりにくいニュアンスも、現地に来てもらえる会社なら共有しやすくなります。二つ目は「ワンストップで対応できるかどうか」です。企画・撮影・編集・投稿・分析がバラバラの会社に分かれていると、やり取りのコストが膨大になり、修正のスピードも落ちます。一社に一貫して任せられる体制のほうが、コミュニケーションロスが減り、結果的にコストパフォーマンスも高くなります。三つ目は「SNS運用の実績があるかどうか」です。映像制作のスキルとSNS運用のノウハウは別物です。美しい映像を作れても、Instagram ReelsやTikTokのアルゴリズムを理解し、再生回数やエンゲージメントを高める設計ができなければ、集客にはつながりません。SNSプラットフォームでの運用実績やフォロワー獲得の実績を確認しましょう。SNS運用の費用対効果を考える際、「月額○万円でフォロワーが何人増えるか」だけで判断するのは適切ではありません。SNS運用の成果は、認知拡大、問い合わせ件数の増加、採用応募の増加、既存顧客のリピート率向上など、複合的な形で現れます。
たとえば、月額30万円の運用費用をかけて月に2件の新規問い合わせが増え、そのうち1件が成約すれば、1件あたりの顧客獲得コストは30万円です。一人のお客様がもたらす生涯売上(LTV)がそれを上回るのであれば、検討する余地がある投資と言えます。
また、SNS上に蓄積されたコンテンツは資産として残り続けます。過去の投稿が検索やレコメンドで新しいユーザーに届き続けるため、運用を継続するほどコンテンツ資産が積み上がり、一本あたりの効果単価は下がっていきます。
SNSの動画活用で継続的に成果を出している企業には、業種を問わず共通するポイントがあります。ここでは、そのポイントを四つの視点で整理します。
ショート動画で成果を出す企業に共通する最も大きな特徴は「売り込まない」ことです。商品やサービスの宣伝を前面に出すのではなく、「視聴者にとって役に立つ情報を提供する」「プロの仕事ぶりを見せる」というスタンスで発信しています。
コムニコの調査でも、ユーザーがショート動画を最後まで視聴する条件として最も多く挙げられたのは「内容に興味・関心があるもの」でした。自社のターゲットが「知りたいこと」「見たいもの」を起点にコンテンツを設計することが、視聴の継続、ひいては購買行動へのつながりを生みます。
先述の調査では、ユーザーが最も信頼する情報源として「企業やブランドの公式アカウントの投稿」が1位に挙げられています。この信頼を最大化するのが「人を見せる」動画です。
経営者やスタッフの顔が見え、声が聞こえ、人柄が伝わるアカウントは、ロゴと商品写真だけのアカウントに比べて、はるかに強いつながりをユーザーとの間に築くことができます。特に地方企業の場合、「地元で誠実に仕事をしている人」の存在自体が強力なコンテンツになります。
SNS運用で最大の敵は「途中で止まること」です。月に2〜3本の投稿が数ヶ月続いただけでは、アルゴリズムの評価も上がらず、フォロワーも定着しません。
成果を出す企業は、投稿を「気合い」や「やる気」に頼るのではなく、仕組みとして回しています。月初に企画を決め、月に1〜2回まとめて撮影し、編集と投稿は制作会社が行い、月末にレポートを確認する。このサイクルが安定して回っている企業ほど、3ヶ月、6ヶ月と経つうちに成果が積み上がっていきます。
「すべて自社でやる」か「すべて外注する」かの二択ではなく、自社の強み(現場の知識、お客様との関係性)と外部のプロの強み(映像制作のスキル、SNS運用のノウハウ、分析力)を組み合わせることで、質と継続を両立できます。
現場の「生の声」や「リアルな日常」は社内でしか生み出せません。一方で、それを視聴者に伝わる形に整え、各プラットフォームに最適化して届けるのはプロの領域です。この役割分担が明確な企業ほど、SNS運用の成果が出やすい傾向があります。
「動画を始めたいが、何から手をつければいいかわからない」という方のために、4週間のアクションプランを示します。
まず行うべきは、自社のSNSアカウントの現状を確認することです。アカウントがすでにある場合はフォロワー数、投稿頻度、過去の投稿への反応を把握します。アカウントがない場合は、Instagram・TikTokの両方を開設します。
並行して「SNS運用で何を達成したいか」を明確にします。新規顧客の獲得なのか、採用応募の増加なのか、ブランドの認知拡大なのか。目的が定まることで、作るべき動画の方向性が見えてきます。
目的が固まったら、動画制作・SNS運用代行に対応できる制作会社に相談します。この段階では、複数の会社に話を聞き、提案内容と費用感を比較するのがおすすめです。
相談時に伝えるべきことは、自社の業種、ターゲット顧客、運用の目的、予算の目安、過去のSNS運用経験の有無です。これらを共有することで、制作会社から具体的な提案を受けやすくなります。
制作会社が決まったら、初回の撮影を行います。まずは4〜6本分の素材を撮影し、最初の1〜2週間分の投稿ストックを確保します。
撮影と並行して、プロフィール文の最適化、ハイライトの整備、リンク先(ホームページやLINE公式アカウント)の設定など、アカウントの「受け皿」を整えます。
編集済みの動画が揃ったら、投稿を開始します。最初の1〜2週間は、投稿時間やハッシュタグの反応を見ながら、自社のアカウントに合った運用パターンを探ります。
投稿開始後は、再生回数、エンゲージメント率(いいね・コメント・保存・シェアの合計÷リーチ数)、プロフィールへのアクセス数などの指標を確認し、次回の撮影に向けた改善ポイントを洗い出します。
運用開始から3ヶ月後を一つの中間指標として設定しておくと、進捗を客観的に評価できます。業種やアカウントの初期状態によって異なりますが、以下が一つの参考です。
KPI項目 | 3ヶ月後の目安 |
|---|---|
フォロワー数 | 500〜2,000人(新規アカウントの場合) |
投稿あたりの平均再生回数 | 1,000〜5,000回 |
エンゲージメント率 | 2〜5%(業種による) |
プロフィールアクセス数 | 前月比で増加傾向 |
問い合わせ・来店への貢献 | 月1〜3件の新規問い合わせ |
これらの数値はあくまで目安であり、重要なのは「前月と比較して改善傾向にあるかどうか」です。3ヶ月間の運用データが蓄積されれば、自社にとっての現実的な目標値が見えてきます。
Instagram ReelsやTikTokを活用したショート動画マーケティングは、地方の中小企業にとって、低コストで大きなリーチを獲得できるチャンスです。ソーシャルメディアマーケティング市場は拡大を続けており、ショート動画を視聴したユーザーの4割が購買に向けた行動をとるというデータが示すとおり、動画は「見てもらえればいい」のフェーズを超え、「売上につながるチャネル」になっています。
しかし、その成果を得るためには「継続」が不可欠です。そして、継続のためには「仕組み」が必要です。企画・撮影・編集・投稿・分析を丸ごとプロに任せる、あるいは自社の強みとプロのスキルを組み合わせたハイブリッド型の運用体制を構築することで、日常業務に負担をかけることなく、質の高い発信を続けることができます。
香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県で動画活用を始めたい、あるいは今の運用を見直したいとお考えの方は、まず信頼できる制作会社に相談してみることが第一歩です。
「動画を始めたいが、何から手をつければいいかわからない」 「SNSアカウントはあるが、更新が止まってしまっている」 「撮影や編集に割く時間が社内にない」 「投稿はしているが再生回数が伸びず、集客につながっていない」 「動画制作の費用感がわからず、一歩を踏み出せない」
こうしたお悩みをお持ちの経営者・ご担当者の方は、ぜひ株式会社Nokoにご相談ください。
株式会社Nokoは香川県を拠点に、企画・撮影・編集・SNS運用までワンストップで対応する映像制作会社です。広告動画・TVCM制作、YouTubeアニメ制作、フルアニメーション、テレビ番組のポストプロダクション、そしてTikTok 100万フォロワーアカウントの運用実績を持ち、ショート動画の企画設計からアルゴリズムを踏まえた運用改善まで、一貫してサポートいたします。
香川県はもちろん、岡山県・愛媛県・徳島県・高知県への出張撮影にも対応しています。
相談は何度でも無料です。「まだ具体的に決まっていない」という段階でも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。
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