動画SEO(VSEO)完全ガイド|YouTube・Google検索で動画を上位表示させるタイトル・タグ・サムネイル・説明文の最適化方法【香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県の企業向け】

コラム

2026/9/28

動画を作って、YouTubeにアップした。それなのに再生数が2桁で止まっている。地方企業からよく聞く話です。

原因は、動画の品質ではありません。見つけてもらう設計が抜けているからです。

日本でのYouTubeの利用率は80.8%。LINEの91.1%に次ぐ水準で、Instagramの52.6%、X(旧Twitter)の43.3%、TikTokの33.2%を大きく上回っています。平日のインターネット利用時間は181.8分と、テレビ(リアルタイム)視聴の154.7分を超えました。

見る人は十分にいます。問題は、その人たちに届く経路が作られていないことです。

VSEOとはVideo Search Engine Optimizationの略で、YouTubeやGoogleの検索結果において動画コンテンツを上位に表示させるための最適化技術です。通常のSEOがテキストベースのWebページを対象とするのに対し、VSEOは動画コンテンツに特化した検索最適化を指します。

この記事では、香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県の企業に向けて、タイトル、サムネイル、説明文、タグ、字幕といった要素をどう最適化すれば動画が見つけてもらえるようになるのかを、実務の手順に沿って解説します。


1. なぜ今、動画SEO(VSEO)が必要なのか

YouTubeは「第2の検索エンジン」

YouTubeは世界最大の動画プラットフォームであると同時に、世界第2位の検索エンジンでもあります。「◯◯ やり方」「◯◯ 比較」といった検索が、Googleと並行してYouTube上でも大量に行われています。

これは企業にとって、広告費をかけずに見込み客と出会える経路が存在するということです。求めている情報を動画で提供していれば、検索から直接たどり着いてもらえます。

作るだけでは成果が出ない

動画制作に注力する一方で、検索で発見される仕組み、つまりVSEO対策が軽視されていることが、成果の出ない大きな課題として指摘されています。

同じ品質の動画でも、最適化の有無によって検索結果での露出や成果には大きな差が生まれます。すでに動画を持っている企業であれば、追加の制作費なしで改善できる余地があるということでもあります。

SNSの投稿とは性質が違う

Instagramのリールやショート動画は、投稿した直後に見られ、数日で流れていきます。一方、YouTubeの動画は検索で掘り起こされます。1年前の動画が、今日も誰かの検索にヒットする。この蓄積性が最大の違いです。

項目

SNSショート動画

YouTube(VSEO)

主な流入

おすすめ表示

検索・関連動画

効果の持続

数日

数ヶ月〜数年

求められるもの

瞬間的な訴求力

検索意図への回答

蓄積性

低い

高い

成果までの時間

早い

遅いが長続きする

どちらが優れているという話ではありません。役割が違うので、両方を使い分けます。

四国・岡山エリアの企業にとってのチャンス

地域名を含む検索は、競合が圧倒的に少ないという特徴があります。

「動画制作 東京」で上位表示させるのは困難でも、「◯◯ 高松」「◯◯ 岡山」といった検索なら、少ない本数でも上位に入れる可能性があります。

  • 地域名と業種を組み合わせた検索は、競合動画がほぼ存在しない

  • 地元で検索している人は、購買意欲が高い

  • 一度上位に入ると、長期間その位置を維持しやすい

全国区で戦う必要はありません。自分たちの商圏で見つけてもらうことが目的なら、VSEOは地方企業にこそ向いた施策です。


2. VSEOで狙うべき動画の種類と優先順位

すべての動画が検索に向いているわけではありません。検索されるテーマかどうかで優先順位をつけてください。

動画の種類

検索需要

制作の負担

成果への距離

優先度

◯◯のやり方・手順の解説

高い

中

近い

最優先

◯◯の選び方・比較

高い

中

近い

最優先

よくある質問への回答

中

低

近い

高

地域名+業種の紹介

中

中

近い

高

施工事例・導入事例

中

中

中

高

費用・料金の解説

高い

低

近い

高

業界の基礎知識

高い

低

遠い

中

社員インタビュー

低い

中

中

中

会社紹介・ブランドPV

ほぼなし

高い

遠い

後回し

イベント記録

ほぼなし

低

遠い

後回し

会社紹介PVが後回しな理由

誰も「◯◯株式会社 会社紹介」とは検索しません。社名を知っている人だけがたどり着く動画です。

検索で新しい人に出会いたいなら、その人がすでに持っている疑問に答える動画から作ってください。「エアコン 掃除 頻度」「注文住宅 打ち合わせ 流れ」「外壁塗装 時期」といった検索に答える内容です。

最初の5本の選び方

営業や問い合わせの現場で、繰り返し聞かれる質問を5つ書き出してください。
それがそのまま最初の5本になります。

選び方の例
・見積もりの前によく聞かれる質問
・契約前に必ず説明している内容
・素人が誤解しやすいポイント
・費用の内訳についての説明
・他社との違いを聞かれたときの回答

現場で何度も答えている質問は、検索でも何度も入力されています。


3. キーワード選定|何で検索されているかを先に決める

VSEOは、撮影の前から始まります。作ってから考えるのでは遅すぎます。

検索意図はプラットフォームで違う

同じキーワードでも、YouTube上では「やり方を動画で見たい」という意図が強く、Google上では「概要を記事で理解したい」という意図が中心になります。このプラットフォームごとの検索意図の違いを意識して設計しなければ、再生数も検索順位も伸び悩みます。

動画に向いているのは、次のような検索です。

検索の種類

動画との相性

例

やり方・手順

非常に良い

「◯◯ 取り付け方」

見た目・様子

非常に良い

「◯◯ 施工 実際」

比較・選び方

良い

「◯◯ 選び方」

体験談

良い

「◯◯ 使ってみた」

定義・意味

悪い

「◯◯とは」

数値・データ

悪い

「◯◯ 価格 一覧」

キーワードの探し方

  • YouTubeの検索窓に業種名を入れ、表示される候補を書き出す

  • Google検索の関連キーワードを確認する

  • 自社への問い合わせでよく使われる言い回しを集める

  • 競合や同業他社の動画タイトルを確認する

  • 地域名との組み合わせを試す

現場で実際に使われている言葉を優先してください。業界内の正式名称ではなく、お客様が口にする言葉が検索されています。

地域名を組み合わせる

地方企業の最大の武器がここです。

全国区のキーワード:「外壁塗装 費用」→ 競合が多く上位は困難
地域を絡めたキーワード:「外壁塗装 費用 高松」→ 競合が少ない

検索ボリュームは小さくなりますが、検索している人はほぼ確実に商圏内にいます。10人に見られて1人が問い合わせる動画のほうが、1万人に見られて誰も問い合わせない動画より価値があります。

1動画1キーワード

1本の動画に複数のキーワードを詰め込むと、どれでも上位に入りません。1本につき狙うキーワードは1つに絞り、その検索意図に対して過不足なく答えてください。


4. タイトルとサムネイルの最適化

YouTubeの検索結果でユーザーの目に最初に入るのはサムネイルとタイトルです。この2つの要素がクリック率を決定づけるため、VSEO対策のなかでも最優先で取り組むべき施策とされています。

タイトルの基本ルール

キーワードは必ずタイトルの左側に入れてください。日本人は左から右へ文字を読むため、冒頭にキーワードがあるほうが、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても内容を認識しやすくなります。

要素

目安

主要キーワードの位置

冒頭15文字以内

全体の文字数

全角28〜30文字以内

含める要素

キーワード+具体性+興味を引く要素

30文字を超えると、検索結果やスマートフォンの表示で後半が切れます。切れても意味が通る順番で並べてください。

タイトルの良い例と悪い例

【悪い例】
「2026年 春の施工事例紹介」
→ 何の施工か分からず、検索キーワードが入っていない

【良い例】
「外壁塗装の流れ|高松の職人が現場で解説【全7工程】」
→ キーワードが冒頭、地域名あり、内容が具体的

【悪い例】
「社長が語る、私たちの想い」
→ 誰も検索しない言葉だけで構成されている

【良い例】
「木造住宅の断熱工事とは?費用と工期を工務店が解説」
→ 検索されている言葉で構成されている

誇張は逆効果

タイトルと内容が一致していることが前提であり、クリックベイトはアルゴリズムからペナルティを受けます。内容と乖離したタイトルやサムネイルは、短期的なクリックは稼げても、視聴維持率の低下や評価の悪化につながります。

数字を盛る、過度に煽る、結論を故意に隠す。こうした手法は、企業チャンネルでは特にマイナスです。見た人の信頼を失えば、問い合わせにはつながりません。

サムネイルの設計

サムネイルは一目で価値が伝わる設計にしてください。押さえるべき点は次のとおりです。

要素

ポイント

文字数

10文字前後。それ以上は読まれない

文字の太さ

太いフォントで、一瞬でテーマが伝わる

コントラスト

背景との差を強くし、小さい画面でも視認できる

人物

表情のある写真が目に留まりやすい

統一感

チャンネル内で配色やレイアウトを揃える

内容との一致

タイトルと本編の内容から外れない

スマートフォンでの表示を前提に確認してください。パソコンの大画面では読める文字が、スマートフォンでは判別できないことがよくあります。作成後、実際に縮小して確認する工程を必ず入れてください。

Googleの技術要件

Googleの技術要件として、サムネイルは最低でも60×30ピクセル以上であること、画像の80%以上が不透明であることが求められます。これらを満たしていないと、Google検索側でサムネイルが表示されないリスクがあります。高画質で、透過の少ない画像を用意してください。

チャンネル内で統一する

同じチャンネルの動画であることが一目で分かるデザインにすると、関連動画に表示されたときのクリック率が上がります。配色、フォント、ロゴの位置を固定してください。


5. 説明文・タグ・字幕・チャプターの最適化

説明文(概要欄)

説明文で重要なのは、最初の2〜3行です。スマートフォンアプリ版の検索結果には概要欄が表示されませんが、YouTubeの検索アルゴリズムはこの冒頭部分のテキストを重要視しています。ここに自然な文章でキーワードを盛り込むことで、狙ったキーワードで上位表示される確率が高まります。

説明文の構成案は次のとおりです。

位置

内容

1〜3行目

動画の要約。キーワードを自然に含める

4〜10行目

動画で解説している内容の箇条書き

チャプター

タイムスタンプ付きの目次

関連リンク

自社サイト、関連ページ、問い合わせ先

関連動画

同テーマの自社動画へのリンク

チャンネル情報

会社概要、所在地、対応エリア

全体で500字以上を目安にしてください。ただし、キーワードの羅列は避けます。読んで意味の通る文章であることが前提です。

タグとハッシュタグ

タグは、タイトルや説明文ほどの影響力はありませんが、補助的に機能します。

  • 主要キーワードとその類語

  • 地域名

  • 業種名

  • 表記ゆれ(カタカナ、ひらがな、英語)

ハッシュタグは3つ程度に絞ってください。タイトルの上に表示されるため、多すぎると見た目が雑然とします。

字幕が効く理由

YouTubeは動画の音声を自動認識して字幕を生成しますが、自動生成の精度には限界があります。手動で字幕を修正すれば、YouTubeのアルゴリズムが動画の内容をより正確に理解できるようになります。字幕データはGoogle検索からの動画発見にも寄与するため、優先的に実施したい施策とされています。

とくに業界用語や固有名詞は、自動生成では正しく認識されません。社名、製品名、専門用語が誤変換されたままだと、その言葉での検索に引っかからなくなります。

字幕の修正は地味な作業ですが、効果は確実です。制作会社に依頼する際は、字幕データの納品まで含めて依頼してください。

チャプターの設定

長めの動画には、タイムスタンプで章立てを設定してください。

0:00 はじめに
0:45 外壁塗装が必要になる時期
2:10 費用の内訳
4:30 工期の目安
6:00 業者選びのポイント

視聴者が関心のある部分に飛べるようになり、結果として視聴時間が伸びます。検索結果に章が表示されることもあります。


6. 視聴維持率とエンゲージメントの設計

メタデータをどれだけ整えても、動画の中身が伴わなければ順位は維持できません。

アルゴリズムが見ているもの

YouTubeのアルゴリズムは、関連性、エンゲージメント、チャンネル権威性の3つのシグナルで動画を評価するとされています。近年は、単なる再生数ではなく、見てよかったと思われたかという視聴者満足度が評価の中心になっています。

つまり、VSEOはメタデータの最適化とコンテンツ品質の向上の両輪で進める必要があります。

冒頭15秒で決まる

視聴維持率は、最初の15秒の構成で大きく改善できます。構成案は次のとおりです。

秒数

内容

意図

0〜3秒

結論または問いかけ

離脱を止める

3〜8秒

この動画で分かること

見る価値を提示

8〜15秒

話し手の立場や実績

信頼を付与する

【離脱される冒頭】
「こんにちは、株式会社◯◯です。本日は当社の事業についてご紹介いたします。まず会社概要からですが……」

【続きを見てもらえる冒頭】
「外壁塗装の費用、実は3つの要素でほぼ決まります。この動画を見れば、見積書のどこを確認すべきか分かります。高松で20年、塗装をしている職人が解説します」

挨拶と自己紹介を先に置くと、その時点で離脱されます。名乗るのは、価値を提示した後で構いません。

中だるみを防ぐ

5分を超える動画では、途中での離脱が起きます。

  • 15〜30秒ごとに話題を切り替える

  • テロップで現在の項目を表示し続ける

  • 映像を切り替える。話し手だけを映し続けない

  • 図解や実物を挟む

  • 「ここが一番重要です」と明示して注意を引き戻す

エンゲージメントを促す

コメント、高評価、チャンネル登録は評価に影響します。ただし、無理に求めると逆効果です。

自然な促し方
・「気になる点があればコメントで質問してください。動画でお答えします」
・「このシリーズを続けるので、参考になれば登録をお願いします」

視聴者にとってのメリットとセットで伝えると、押しつけがましくなりません。


7. Google検索とSNSからの流入を増やす

YouTube内の検索だけが流入経路ではありません。外からの導線も設計してください。

自社サイトへの埋め込み

動画を自社サイトのページに埋め込むと、複数の効果が生まれます。

  • ページの滞在時間が伸びる

  • 動画の再生数と視聴時間が増える

  • Google検索で動画が表示される可能性が高まる

埋め込むページは、動画の内容と一致していることが条件です。外壁塗装の解説動画なら、外壁塗装のサービスページに置きます。

構造化データ(VideoObject)

VSEOの施策には、構造化データによる検索エンジンへの情報伝達も含まれます。自社サイトに動画を埋め込む際、VideoObjectという形式で動画の情報を記述すると、Google側が動画の存在と内容を正確に認識しやすくなります。

記述すべき主な項目は、動画のタイトル、説明、サムネイルのURL、公開日、再生時間です。サイト制作会社と連携して設定してください。

ページ側のテキストも整える

Google検索では、動画そのものより、動画を埋め込んだページが評価される場合があります。

  • 動画の内容を要約したテキストを同じページに掲載する

  • 動画の書き起こしを掲載する

  • 見出しに検索キーワードを含める

動画とテキストの両方があるページは、どちらの検索意図にも応えられます。

AI検索への対応

近年は、検索結果でAIが回答を生成する形式が広がっています。この環境では、動画の中身がテキストとして正確に存在しているかどうかが、引用されるかどうかを左右します。

  • 字幕を正確に整える

  • 説明文に内容の要約を書く

  • 自社サイトに書き起こしを置く

いずれも、これまで述べてきた施策と重なります。字幕と説明文を整えることが、結果的にAI検索への対応にもなります。

SNSからの導線

SNSは、動画の初動を作る役割を担います。

媒体

役割

Instagram

縦型に切り出して投稿。プロフィールから誘導

TikTok

認知の入口。詳しい内容はYouTubeへ

X

公開告知。業種によっては拡散が期待できる

LINE

既存顧客への配信。確実に届く

メール

見込み客リストへの案内

公開直後に一定の再生数と視聴時間が集まると、アルゴリズムの評価が得やすくなります。SNSでの告知は、この初動を作るために使ってください。

再生リストと内部リンク

再生リストは、関連動画への表示強化に効果的でありながら、見落とされがちな施策です。同じテーマの動画を再生リストにまとめることで、この動画の次に見たい動画として自分のチャンネルの別動画が表示される確率が上がります。

あわせて、カードと終了画面で自社の別動画へ誘導してください。チャンネル全体の滞在時間が伸びます。


8. 数値の見方と改善サイクル

見る順番が決まっている

アナリティクスのデータは、インプレッション数、クリック率、視聴維持率の3段階で読みます。この3指標のどこにボトルネックがあるかで、取るべき施策が変わります。

症状

ボトルネック

打つべき手

インプレッションが少ない

検索に出ていない

タイトル、説明文、字幕の見直し

インプレッションはあるがクリックされない

クリック率

サムネイル、タイトルの差し替え

クリックされるがすぐ離脱される

視聴維持率

冒頭15秒と構成の見直し

最後まで見られるが問い合わせがない

導線

終盤の案内、説明文のリンク

最大のボトルネックを1つ特定して集中的に改善し、月次で検証サイクルを回すことが、チャンネル成長を加速させます。

公開後も手を入れる

動画は公開して終わりではありません。あとから変更できる要素が多くあります。

  • サムネイルの差し替え

  • タイトルの修正

  • 説明文の追記

  • 字幕の修正

  • タグの追加

  • チャプターの設定

クリック率が低い動画は、サムネイルを差し替えるだけで改善することがあります。すでに公開済みの動画の見直しは、新規制作より費用がかからず、効果が早く出ます。

月1回の確認を習慣にする

月に1回、次を確認してください。

月次チェックの項目
・インプレッション数の多い動画と少ない動画
・クリック率が3%を大きく下回っている動画
・冒頭30秒で大きく離脱している動画
・流入経路(検索、関連動画、外部)の内訳
・検索された語句の一覧
・問い合わせにつながった動画

検索された語句の一覧は特に重要です。想定していなかった言葉で見つかっていれば、そのテーマで次の動画を作れます。


9. 動画制作は「丸ごと任せて、まとめて撮る」

VSEOは継続が前提の施策

VSEOの効果は、1本では出ません。テーマを網羅する形で本数を揃え、チャンネル全体の評価を上げていく必要があります。

一方で、1本ずつ社内で作り続けるのは現実的ではありません。企画、台本、撮影、編集、字幕修正、説明文の作成、投稿、分析という工程があり、慣れない担当者が1本に5〜10時間を要します。月4本でも、月20〜40時間です。

まとめ撮りが前提になる

VSEO向けの動画は、内容が解説中心になるため、まとめ撮りとの相性が非常に良い分野です。

段階

内容

目安

1. キーワード設計

狙う検索語と本数の決定

1〜2週間

2. 構成案の作成

各動画の構成と話す内容の整理

1〜2週間

3. 撮影準備

話し手への事前共有、当日の進行

1週間

4. 撮影当日

1日で10〜20本分を収録

半日〜1日

5. 編集・最適化

編集、サムネイル、字幕、説明文

2〜4週間

6. 投稿・分析

計画的な投稿、月次の数値確認

継続

解説動画は、同じ場所で連続して撮影できます。1日で10本以上の素材を確保すれば、数ヶ月分の投稿が埋まります。

四国と岡山のエリアでは移動時間が費用に直結するため、この集約は地方企業ほど効きます。

費用相場

項目

価格帯

ショート動画編集(素材支給)

3万〜5万円 / 本

長尺YouTube動画編集(素材支給)

5万〜10万円 / 本

業種特化PV(60〜90秒、企画〜編集込み)

30万〜80万円

撮影+編集セット

10万〜50万円 / 本

月額運用(企画・撮影・編集・投稿・分析、月8〜12本)

15万〜80万円 / 月

VSEOを本格的に進める場合、単発の制作より月額運用のほうが適しています。キーワード設計、サムネイル、説明文、字幕、数値分析までを継続的に回す必要があるためです。

すでに撮影素材がある場合は、素材支給の編集として依頼できます。過去の動画のサムネイルとタイトルの見直しだけを依頼することも可能です。

制作会社の選定基準

  • キーワード設計から相談できるか

  • サムネイルを作れるか。デザインの引き出しがあるか

  • 字幕の修正まで対応できるか

  • 説明文やタグの設計まで含まれるか

  • 数値を見て改善提案ができるか

  • 投稿後の運用まで伴走できるか

  • 現場まで無理なく来られる距離か

映像を作るだけの会社と、見つけてもらうところまで設計する会社は別物です。見積もりに字幕とサムネイルが含まれているかを確認してください。


10. VSEOを成功させるためのポイント

成果につながっているケースには、共通点があります。

売り込まず、教える姿勢を持つ

検索してきた人は、情報を求めています。そこに商品の宣伝が出てくると、離脱します。

まず質問に答える。答え切ったうえで、必要なら相談してくださいと伝える。この順番を守っている企業ほど、問い合わせにつながっています。惜しまずに情報を出すほど、専門性が伝わります。

人を見せる

顔の見える人が解説している動画は、信頼されます。ナレーションと資料だけの動画より、現場の人間が話している映像のほうが、最後まで見られます。

話すのが上手である必要はありません。現場を知っている人が、自分の言葉で話していることが伝われば十分です。

継続的に発信する

チャンネル権威性は、蓄積で作られます。10本ある会社と1本しかない会社では、同じテーマでも評価が変わります。

月2〜4本でも、1年続ければ相当な本数になります。無理のないペースを決めて、止めないことが重要です。

公開済みの動画を見直す

新規制作より、既存動画の改善のほうが早く効果が出ることがあります。サムネイル、タイトル、説明文、字幕。手を入れられる要素は多くあります。

効果測定を続ける

視聴回数だけでなく、視聴維持率、流入経路、問い合わせへの寄与を定点観測しないと、施策の良し悪しを判断できません。月1回の確認を習慣にしてください。

プロとの協力を仕組みにする

キーワード設計、撮影日の固定、月次の数値確認。この3つがルーティン化されている企業は、担当者が変わっても止まりません。


11. 4週間のアクションプランと3ヶ月後のKPI目安

第1週:キーワードの洗い出し

  • 営業や問い合わせで繰り返し聞かれる質問を20個書き出す

  • YouTubeとGoogleで、その言葉が実際に検索されているか確認する

  • 地域名との組み合わせを試す

  • 最初に作る5本のテーマを決める

第2週:既存動画の点検と相談

  • すでにある動画のタイトル、サムネイル、説明文を確認する

  • 字幕が自動生成のままになっていないか確認する

  • 制作会社に相談し、キーワード設計から提案を受ける

  • 見積もりを取る。サムネイル、字幕、説明文を含む形で

第3週:構成案の作成と撮影準備

  • 5本それぞれの構成案を作る。冒頭15秒を特に詰める

  • 話す人を決め、内容を事前に共有する

  • 撮影場所を決める。現場や実物のある場所を優先する

  • 撮影当日の進行表を作る

第4週:撮影と最適化

  • 1日でまとめて撮影する

  • サムネイル案を確認する。スマートフォン表示で検証する

  • タイトルと説明文を確定する

  • 投稿スケジュールを決める。週1本のペースで組む

3ヶ月後のKPI目安

指標

目安

公開本数

10〜12本

検索からの流入

全流入の3割以上

クリック率

4%以上

平均視聴維持率

40%以上

冒頭30秒の残存率

70%以上

上位表示

狙ったキーワードで1本以上

問い合わせ

動画経由が1件以上発生

担当者の月間工数

5時間以内

3ヶ月では、まだ大きな数字は出ません。この段階で見るべきは、検索からの流入が発生しているかどうかです。検索経由の視聴が増えていれば、方向は合っています。VSEOの成果が本格的に出るのは、6ヶ月から1年後です。


12. まとめ

VSEOは、作った動画を見つけてもらうための設計です。要点を整理します。

  • YouTubeは第2の検索エンジン。日本での利用率は80.8%

  • 会社紹介PVは検索されない。検索されるテーマから作る

  • キーワードは1動画1つに絞る。地域名との組み合わせが地方企業の武器

  • タイトルはキーワードを冒頭15文字以内に、全角28〜30文字以内で

  • サムネイルは文字10文字前後、太いフォント、強いコントラスト

  • クリックベイトはペナルティにつながる。内容と一致させる

  • 説明文は冒頭2〜3行が重要。全体で500字以上

  • 自動生成の字幕は必ず修正する。検索での発見性に直結する

  • 冒頭15秒で結論、価値、信頼を提示する

  • 数値はインプレッション、クリック率、視聴維持率の順に見る

  • 公開済みの動画も、サムネイルとタイトルの差し替えで改善できる

動画を作ることと、見つけてもらうことは別の仕事です。すでに動画を持っているなら、まずタイトルとサムネイルを見直すところから始めてください。追加の制作費なしで、変えられる部分が残っています。


動画制作・YouTube運用のご相談は株式会社Nokoへ

「動画をアップしているが、再生数が2桁で止まっている」
「何をテーマに作ればいいのか、そもそも分からない」
「サムネイルを社内で作っているが、これでいいのか自信がない」
「字幕が自動生成のままで、社名が誤変換されている」

株式会社Nokoは香川県を拠点に、企画・撮影・編集・SNS運用までワンストップで対応する動画制作会社です。対応エリアは香川県・岡山県・愛媛県・徳島県・高知県。四国全域と岡山にお伺いします。

広告動画やTVCMの制作、アニメーションを用いた表現、YouTubeアニメ、フルアニメーション、キーフレームアニメーション、VTuberアニメーション、テレビ番組のポストプロダクションまで対応してきました。TikTokでは100万フォロワー規模のアカウント運用実績があり、どう作れば見られるのかを、運用の実感を持って判断できる体制を整えています。

VSEOのご相談では、キーワード設計から構成案、サムネイル制作、字幕修正、説明文の作成、公開後の数値確認まで含めてご提案します。すでに公開済みの動画について、タイトルとサムネイルの見直しだけを依頼していただくことも可能です。

まずは、現在のチャンネルの状況と、お客様からよく聞かれる質問をお聞かせください。

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